order made |
久し振りにオートクチュールシリーズのネックレスを製作いたしました。
ベースは20世紀初頭のリネンと19世紀のボビンレース、
ハンド刺繍が美しいチュールレースをベースに仕上げております。
エクリュのミニバラと小花は夢絵図にも使用をしておりますアンティークコサージュです。
枝付きのワックスフラワーは1920年代に作られたウエディングブーケより解体いたしました。
三連のラインストーンはヴィンテージのブレスレットより、爪付のコスチュームジュエリーは
20世紀初頭、ロシアバレエ団の衣装に使用されていたパーツになります。
古い時代のコスチュームジュエリーや19~20世紀初頭にフランスで製作されていた
フォイルバックタイプのラインストーンは当時の衣装に合わせるために生まれたものですので
過度なハンドメイド感やカジュアルな要素が無くルトアのオートクチュール作品の演出には
不可欠な装飾アイテムです。
気に入ったものに出逢えることは、とても少ないのですが
これからもオートクチュール作品に取り入れていきたいアイテムです。
こちらの作品に使っております三連のラインストーンパーツ、
オーダーメイドを頂く際、ご指定されるお客さまが多く人気を頂いておりましたが
ストックが残すところあと1つとなってしまいました。
こちらは無くなり次第終了とさせて頂きますので、気になっておりますお客様は
お早めにオーダーのご相談をお願いします(四連の在庫はございます)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
台形型のネックレスはかなり久し振りの製作だったのですが
不覚にも何と3回も作り直し今回の完成に至りました。
1度目はベースを1920年代の上質な綿ローンで作り始めたのですが
縫製が徐々に仕上がる段階で、この時代の綿ローンが持つしなやかで高貴な印象が
薄れてしまい、どうしても質感に納得がいかず解体することにいたしました。
2度目は土台の布をアンティークのサテン生地で製作を進めましたが
こちらは生地の縁処理にチープなハンドメイドの印象を強く感じてしまい、やはり解体。
3度目、タイミングよく?出会ってくれた目の細かなアンティークリネンを土台に
使うことでようやくと落ち着き製作を進めることができました。
ネックレスはベースに使う素材により全体の仕上がりの質感、厚みなど
目で見える印象にかなり大きな違いが出てきますので
いつも慎重に素材を吟味し仮縫いを何度も経て縫製の工程を決定しております。
また、土台の中に使う素材も大きく外形に表れますので
3度目の製作ではセレクトしたリネンに合わせ土台のベースのサイズ、
使うチュール素材も見直しました。
作品を3度も作り直した経験は初めてでしたが
素材の選択と縫製の部分において、かなり大きな発見があり
とても勉強になる工程となりました。
現在のオーダー製作が落ち着きましたら、ぜひ、この感覚を忘れないうちに
台形型のネックレスを再び製作していみたいと思っております。
今回、長くお待ち下さいましたお客様に心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
パールや天然石との相性もピッタリですので、ぜひ重ね付けも楽しんで下さいね。
アンティークの素材を贅沢に取り入れているオートクチュール作品は
お客様のリクエストより素材を細かく吟味するだけでなく、
オーダーの内容に合わせて一つ一つ型紙から作り製作しております。
また、製作工程も作品により全て変えておりますため
こうした経緯より通常の作品よりも少し割高の設定とさせて頂いておりますが
他のアクセサリーブランドでは入手が難しいと思われます素材とデザインで
お造りさせて頂いております。
オートクチュール作品へのお問合せはatelier Re-tour のonlineshop How to order より
ご連絡をお願いいたします。
ベースは20世紀初頭のリネンと19世紀のボビンレース、
ハンド刺繍が美しいチュールレースをベースに仕上げております。
エクリュのミニバラと小花は夢絵図にも使用をしておりますアンティークコサージュです。
枝付きのワックスフラワーは1920年代に作られたウエディングブーケより解体いたしました。
三連のラインストーンはヴィンテージのブレスレットより、爪付のコスチュームジュエリーは
20世紀初頭、ロシアバレエ団の衣装に使用されていたパーツになります。
古い時代のコスチュームジュエリーや19~20世紀初頭にフランスで製作されていた
フォイルバックタイプのラインストーンは当時の衣装に合わせるために生まれたものですので
過度なハンドメイド感やカジュアルな要素が無くルトアのオートクチュール作品の演出には
不可欠な装飾アイテムです。
気に入ったものに出逢えることは、とても少ないのですが
これからもオートクチュール作品に取り入れていきたいアイテムです。
こちらの作品に使っております三連のラインストーンパーツ、
オーダーメイドを頂く際、ご指定されるお客さまが多く人気を頂いておりましたが
ストックが残すところあと1つとなってしまいました。
こちらは無くなり次第終了とさせて頂きますので、気になっておりますお客様は
お早めにオーダーのご相談をお願いします(四連の在庫はございます)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
台形型のネックレスはかなり久し振りの製作だったのですが
不覚にも何と3回も作り直し今回の完成に至りました。
1度目はベースを1920年代の上質な綿ローンで作り始めたのですが
縫製が徐々に仕上がる段階で、この時代の綿ローンが持つしなやかで高貴な印象が
薄れてしまい、どうしても質感に納得がいかず解体することにいたしました。
2度目は土台の布をアンティークのサテン生地で製作を進めましたが
こちらは生地の縁処理にチープなハンドメイドの印象を強く感じてしまい、やはり解体。
3度目、タイミングよく?出会ってくれた目の細かなアンティークリネンを土台に
使うことでようやくと落ち着き製作を進めることができました。
ネックレスはベースに使う素材により全体の仕上がりの質感、厚みなど
目で見える印象にかなり大きな違いが出てきますので
いつも慎重に素材を吟味し仮縫いを何度も経て縫製の工程を決定しております。
また、土台の中に使う素材も大きく外形に表れますので
3度目の製作ではセレクトしたリネンに合わせ土台のベースのサイズ、
使うチュール素材も見直しました。
作品を3度も作り直した経験は初めてでしたが
素材の選択と縫製の部分において、かなり大きな発見があり
とても勉強になる工程となりました。
現在のオーダー製作が落ち着きましたら、ぜひ、この感覚を忘れないうちに
台形型のネックレスを再び製作していみたいと思っております。
今回、長くお待ち下さいましたお客様に心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
パールや天然石との相性もピッタリですので、ぜひ重ね付けも楽しんで下さいね。
アンティークの素材を贅沢に取り入れているオートクチュール作品は
お客様のリクエストより素材を細かく吟味するだけでなく、
オーダーの内容に合わせて一つ一つ型紙から作り製作しております。
また、製作工程も作品により全て変えておりますため
こうした経緯より通常の作品よりも少し割高の設定とさせて頂いておりますが
他のアクセサリーブランドでは入手が難しいと思われます素材とデザインで
お造りさせて頂いております。
オートクチュール作品へのお問合せはatelier Re-tour のonlineshop How to order より
ご連絡をお願いいたします。
by yayakoz
| 2013-01-05 19:38
| atelier Re-tourの作品