今年、初購入のレース。フランス製です。

　とても繊細なデザインと、張りがあり風化したお色のリネンに一目惚れです。
　
　

　私が古い素材に拘わる一番の理由は、古いもにしか無い素材が必ずあるからです。

　「アンティークだからいい」、というのではなく
　「アンティークにしかない素材」があるからです。

　特に１９世紀前のヨーロッパレースは、貴族の贅に使われたレースが主流にて
　現代のレースでは叶うことがない、繊細かつ高貴なデザインが多いと思います。

　そんな心震えるレースに出逢うたびに、当時のヨーロッパの人々の美意識の高さに
　心から感銘してしまいます。



　時代を経て私の手元にたどり着いてくれたレースや素材に感謝をして、
　素敵なアクセサリーに仕上げられる様、今年も頑張ります。　

　そして素敵なアンティークレースにたくさん出逢える様、素材選びの労力を
　惜しまず、今年も様々な場所に足を運びたいと思っています。