原点 |
先日、クローゼットに長年保管をしていた本を整理していた時に
とても懐かしい雑誌が出てきました。
約15年ほど前に某インテリア誌で
当時住んでいたお部屋の取材をうけた雑誌なのですが
その頃の自分のインテリアがあまりにも懐かしく、しばし見入ってしまいました。
かなりゴチャゴチャしたお部屋で、今見るととても恥ずかしいのですが
東京での生活をスタートさせた場所ですので
上京当時の思い出がたくさん詰まった私の原点とも言える場所です。
上京から約5年間過ごした古いマンションです。
仕切りを全て取り払い15畳の1Rとして使っていました。
白の漆喰の壁に板張りの床はとても理想的な空間で
手持ちのアンティークレースやリネンがとても似合うお部屋でした。
写真にも写っていますが当時は不眠症でしたので
自宅でハーブを育て飲んでいました。
テーブルに掛けているクロスは前回お話を書いたリネンのクロスです。
ルトアのブログにも度々登場するアンティークの医療棚。
‥当時棚の上にストックしていたワインの本数の多さに驚きました。
そう言えば、この頃はかなりのキッチンドランカーでした(笑)
医療棚以外の家具は全て北海道から持ってきたものですので
カウントすると20年近くを共に過ごしてきたことになります。
こちらはレストルームです(失礼いたします)
約3畳ほどのスペースで、ちょっと変わった作りの空間でしたので
新しいゲストがくるたび反響を頂いておりました。
--------------------------------------------------------------------
取材の文章を読んで笑ってしまったのは
ライターの方にアンティークやレースのことを熱く語っていた自分。
昔から病的なほどに好きだったことを改めて客観視してしまいました(笑)
この取材から数年後、私は長年目指していたインテリアの道に進みます。
その傍らで念願のデザイン学校の夜学に通い
ディスプレイと人間工学を学びました。
10代の頃から漠然と頭の中で描いてきたものが、
ようやく形となり見え始めてきたはずでしたが
アンティークとレースへの強い思いを断ち切る事がどうしても出来ず
数年後アクセサリーの道に進むことを選択しました。
インテリアのお仕事ではデザイン性の高いものに触れる機会を多く頂き
志の高いデザイナーの方々にお会いする機会も多々ありましたので
今まで全く経験のない世界で一から自分でデザインを手がけ
その作品にお金を払って頂く事に正直、違和感や抵抗感を持っておりました。
それからはその思いたちを払拭するまで
何度も試作を重ね作品を作っては壊しまた製作する‥という日々を
約3年近く続け、ようやくと納得のいく場所にたどり着き
ルトアを立ち上げることに。
でも、今こうして振り返ってみると
インテリアのお仕事で学んだことがルトアの小さな世界の中に
余すことなく活かされている事を実感します。
人生において無駄な事など、
本当に何もないのだな‥とつくづく思います。
でも、一番大切なことは自分の心に忠実に進むこと。
そのことで、きっと自然と道は開けるのだと思います。
とても懐かしい雑誌が出てきました。
約15年ほど前に某インテリア誌で
当時住んでいたお部屋の取材をうけた雑誌なのですが
その頃の自分のインテリアがあまりにも懐かしく、しばし見入ってしまいました。
かなりゴチャゴチャしたお部屋で、今見るととても恥ずかしいのですが
東京での生活をスタートさせた場所ですので
上京当時の思い出がたくさん詰まった私の原点とも言える場所です。
上京から約5年間過ごした古いマンションです。
仕切りを全て取り払い15畳の1Rとして使っていました。
白の漆喰の壁に板張りの床はとても理想的な空間で
手持ちのアンティークレースやリネンがとても似合うお部屋でした。
写真にも写っていますが当時は不眠症でしたので
自宅でハーブを育て飲んでいました。
テーブルに掛けているクロスは前回お話を書いたリネンのクロスです。
ルトアのブログにも度々登場するアンティークの医療棚。
‥当時棚の上にストックしていたワインの本数の多さに驚きました。
そう言えば、この頃はかなりのキッチンドランカーでした(笑)
医療棚以外の家具は全て北海道から持ってきたものですので
カウントすると20年近くを共に過ごしてきたことになります。
こちらはレストルームです(失礼いたします)
約3畳ほどのスペースで、ちょっと変わった作りの空間でしたので
新しいゲストがくるたび反響を頂いておりました。
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取材の文章を読んで笑ってしまったのは
ライターの方にアンティークやレースのことを熱く語っていた自分。
昔から病的なほどに好きだったことを改めて客観視してしまいました(笑)
この取材から数年後、私は長年目指していたインテリアの道に進みます。
その傍らで念願のデザイン学校の夜学に通い
ディスプレイと人間工学を学びました。
10代の頃から漠然と頭の中で描いてきたものが、
ようやく形となり見え始めてきたはずでしたが
アンティークとレースへの強い思いを断ち切る事がどうしても出来ず
数年後アクセサリーの道に進むことを選択しました。
インテリアのお仕事ではデザイン性の高いものに触れる機会を多く頂き
志の高いデザイナーの方々にお会いする機会も多々ありましたので
今まで全く経験のない世界で一から自分でデザインを手がけ
その作品にお金を払って頂く事に正直、違和感や抵抗感を持っておりました。
それからはその思いたちを払拭するまで
何度も試作を重ね作品を作っては壊しまた製作する‥という日々を
約3年近く続け、ようやくと納得のいく場所にたどり着き
ルトアを立ち上げることに。
でも、今こうして振り返ってみると
インテリアのお仕事で学んだことがルトアの小さな世界の中に
余すことなく活かされている事を実感します。
人生において無駄な事など、
本当に何もないのだな‥とつくづく思います。
でも、一番大切なことは自分の心に忠実に進むこと。
そのことで、きっと自然と道は開けるのだと思います。
by yayakoz
| 2010-06-13 19:22
| 日々の生活